愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


筈ケ岳(985.2m) 寧比曽岳(1,120.6m)

金蔵連峠(ごんぞれとうげ)から筈ケ岳(はずがたけ)〜寧比曽岳(ねびそだけ)縦走

筈ケ岳(はずがたけ)…985.2m、寧比曽岳(ねびそだけ)…1,120.6mへは、大多賀峠ルート、裏谷ルートそれに金蔵連峠ルートがあるが、今回はまだ登ったことのない金蔵連峠ルートから2座制覇を試みた。

 

東海自然歩道が通っているだけに、登山道は整備され休憩所も完備。ただトイレは金蔵連峠にあるほかは富士見峠しかない。まぁ、山のトイレだから、それなりに考慮してほしい。


山行き日 2012年3月3日
山名 筈ケ岳(はずがたけ)
寧比曽岳(ねびそだけ)
場所/登り口 豊田市御内町(金蔵連峠)
標高 筈ケ岳…985.2m
寧比曽岳…1,120.6m
高低差 408m
距離 12.4km
時間 4時間25分(休憩含む)
あてにならないお疲れ度 ★★★☆☆

【ルート】10:20金蔵連峠登り口−10:50 831ピーク−11:05林道分岐−11:17筈ケ岳分岐−11:25筈ケ岳山頂−11:45 992休憩所−12:15休憩所−12:27寧比曽岳山頂−13:53林道出合−14:07林道分岐−14:21 831ピーク−14:47金蔵連峠登り口

10:15金蔵連峠の登山口に到着。車は1台も停まっていない。が、出発準備をしていたら1台入ってきた。乗っていたのはオジサンで挨拶と雑談を交わし聞いたところ、単独行で筈ケ岳のピストンと言われる。先陣をきって10:20出発。初っ端から急登。笹は綺麗に刈られているが、急登で滑りやすい。

針葉樹の森を登り、林道を横切る。林道の脇に立つ標柱。年代を感じさせる。

 

東海自然歩道だけに、途中に休憩所が設けらているが、一気に登って行く。

 

831ピークにあった休憩所。しばらくすると林道に合流し林郷分岐まで進む。

 

林道を進み、分岐点に到着。小高い丘を登る。左に巻道があった。

 

ここから初っ端の急登よりはるかにキツイ坂。さらに笹の枯葉が滑りやすさを倍増させている。

 

登りっ切って、振り返ると樹間から三河の山が見えた。筈ケ岳分岐まで、もう少しだ。

 

筈ケ岳分岐に到着。案内板には「筈ケ岳」を示すものは見当たらない。しかし、前回来ているので左折することは承知。

 

防火林帯を進み、しばらくすると「筈ケ岳」山頂に到着。この時、時計は11時25分を指していた。1時間強で登ったことになる。

 

山頂手前で単独さんとお会いする。なんでも分岐が分からず、林道まで下がってしまったとのこと。確かに標札がないから初めてだと通り過ぎることもあるだろう。山頂をあとに寧比曽へ向かう。途中、三河の山々が眺望できた。寧比曽への尾根は東海自然歩道だけに歩きやすい。

尾根道には要所要所に休憩所が設けられており、余裕をもって歩ける。ここから急登となる。先ほど筈ケ岳でお会いしたオジサンが前方で登って行くが、結構、苦しそうだ。

尾根から垣間見えた寧比曽岳。尾根はまだ冬の気配だ。

 

大汗をかきながら登るとケルンが登場。ついでに一つ石を積む。ピークを越え進むと、まだ解けていない雪が登場した。

 

12時27分「寧比曽岳」山頂に到着。山頂のベンチは満席状態。

 

大多賀V三等三角点を確認。東屋でランチとする。

 

ランチはいつものお決まりメニュー。今日はシーフードと明太子おにぎり。

 

食後のコーヒーはスペシャルブレンドにした。

美味い

山頂からの眺望だが、今日は霞みがかかり見通しは悪い。この方向は御嶽山、恵那山、大川入山が眺望できるが、今日はダメだ。

 

「筈ケ岳」と、奥に「猿投山」が見える。

 

日本ケ塚山方面だが、眺望は無理か。空気が澄んでおれば南アルプスの聖岳等が見える。

高根山方向だが、霞んでいる。

 

下山を開始。途中、尾根から3月1日に登った「出来山」が見える。歩いていると「ツーピー、ツツピー」とシジュウカラが囀っている。山にも春が来ていると感じた瞬間だった。

筈ケ岳へは向かわないので、左側の林道に入る。林道は歩きやすかった。

 

林道を下り、分岐点から東海自然歩道に入る。そして831ピークに設けられている休憩所を通過。

 

14時47分、駐車した金蔵連峠に到着。4時間25分の山歩きだった。