愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はアルプス級 ―――!


寧比曽岳(ねびそだけ)…1,120.6m 筈ケ岳(はずがたけ)…985.2m

大多賀峠ルートで縦走

縦走というものを試みたかった。地図を眺めていると東海自然歩道が通っている寧比曽岳と筈ケ岳が目に飛び込んできた。東海自然歩道なら初心者でも歩きやすいだろう…と、そう思って挑戦してみた。
このルート、登山者が多く人気の山らしい。大多賀の駐車場ではマウンテンバイクの一団に出会った。彼らも縦走するとのことだ。自転車を背負って急峻な坂を登るのは当方では考えられないこと。人気がある山だけに山頂からの眺望は素晴らしい。
ただ筈ケ岳山頂の眺望は望めなかった。残念!いずれにしても、10kmを超える山歩きは初めてだったので、結構、疲れた。帰り道「百年草の湯」に浸かり、充実した山歩きとなった。

山行日 2011年11月26日
山 名

寧比曽岳(ねびそだけ)

筈ケ岳(はずがたけ)

場 所 豊田市(旧足助町)
標 高

寧比曽岳 1,120.6m

筈ケ岳   985.2m

高低差 314m
距 離 11.0km
時 間 4時間35分(休憩含む)
あてにならないお疲れ度 ★★★☆☆

ルート:大多賀峠登山口−東海自然歩道(案内板に従う)−亀の甲岩−寧比曽岳山頂−富士見峠−寧比曽岳山頂−筈ケ岳山頂=復路は往路をもどる。
大多賀峠の登山口。東海自然歩道であるため標識はしっかりしている。これを目印に登る。
登り口から、どうだろう10分ぐらいで「亀の甲岩」に到着。岩は2個ある。岩を後に晩秋の風を受けながら高度を上げていく。
休憩所は50m間隔ぐらいに設置されている。ここで休んでいると、MTBグループが駆け上がってきた。ヒノキの根が張り巡っている。毛細血管のようだ。
先日の寒波で雪が降ったのだろう。日陰には雪が残っている。
登山口から1時間ほどで山頂に到着。やっと眺望が効く山頂に来た。人気の山だけあって、ベンチは満席状態。

ほかの登山者から「今日は富士山が見えますよ…」と教えてもらい、眺めてみるがハッキリわからない。で、富士見峠に行けば見られるかと思い行ってみたが、まったくの眺望なし。しかたなく山頂へ戻る。(名前に騙されたww)
寧比曽岳山頂から南アルプスを眺める。
木曽御岳山も。うっすら白山も見える。なかなかの眺望だ。

寧比曽山頂は混んでいたので、筈ケ岳でランチにしよう!…ってことで、ケルンを眺めつつ先に進んだ。1000m近く稼いだ高度が段々下がって行く。ちょっと悲しい。と言うより、帰りがキツイ。。。
寧比曽山頂から約1時間で到着。まわりを見渡したが眺望の良い場所はない。期待して来たのに大分ガッカリ。
先客のパーティーがランチ中。
筈ケ岳山頂から、なんとか東方向だけ眺望が開けていた。ランチタイムもそこそこに、戻ることにした。寧比曽山頂まで戻り、筈ケ岳を振り返る。たくさん歩いたものだ。でも、まだ半分だ。
駐車場まで戻ってみると、朝、満車状態だった自動車が数台に減っていた。帰路の途中、足助の「百年草の湯」に浸かって帰ることにした。

追伸:百年草の湯で、あのマウンテンバイクの皆さんに出合う。皆さんと湯船で雑談。楽しいひと時を過ごさせていただいた。