愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


低山でも起伏に富んだ尾根道が山歩きを実感…「おおだ森」〜「新峯山」〜「新嶽山」縦走

低山でも起伏に富んだ尾根道が山歩きを実感させる

旧額田町の役場(現岡崎市役所額田支所)から、おおだの森を眺めることができる。この森は桜が植栽されており春になれば「桜」で山全体が華やかになる。時期的に「桜」はまだ早いが、でも新芽は膨らみを見せていた。

今回は、この「おおだの森」のおおだ山から新峯山、新嶽山の縦走を時計回り行った。歩行距離は6kmぐらい、時間にして2時間強。ちょっと散歩としては最高の山だった。


山行き日 2012年3月15日
山名 おおだ山 (おおだやま)
新峯山 (しんみねさん)
新嶽山 (しんたけさん)
場所 岡崎市夏山町(旧額田町夏山)
標高

おおだ山 262.3m

新峯山 256m

新嶽山286.7m

高低差 182m
距離 6.0km
時間 2時間25分(休憩含む)
あてにならないお疲れ度 ★☆☆☆☆

【ルート】鬼沢八幡宮駐車場(12:00)−おおだの森山頂(12:30)−新峯山(13:25)−新嶽山(13:50)−新嶽大神(14:05)−鬼沢八幡宮駐車場(14:25)

 

鬼沢八幡宮入口に「おおだの森」案内板が設置されている。八幡宮駐車場には、すでに4〜5台の車が停まっていた。この方も登ってい居るのか?ふとそう思った。登山口にはまた大きな案内板。

 

おおだ山までは、立派な林道が入っており、歩きやすく滑らかだ。途中、「炭焼き窯」の跡が保存されていた。昭和30年代に拡大造林という林業政策で、雑木林が皆伐されスギ・ヒノキが植栽され、その雑木が木炭の原料となった。

 

林道を登ると遠くに鳥川の山々が見え出した。平成の大崩れの跡地もハッキリ見える。林道のこのカーブを回われば山頂となるはずだ。

 

林道には新しい道標と古い道標が混在する。そんな標識を眺めながら約30分で山頂に到着した。山頂には15〜16名の年配ハイカーの団体がいらっしゃった。でも、縦走らしく、直ぐに出発して行った。山頂は貸切状態で満足。山頂には展望台と山小屋があり、地元のヒノキで作られてる。

 

山頂の案内板と樫山村三等三角点。

 

山頂からの眺望。左写真は鳥川の山々。愛宕山、京ヶ峯、額堂山などが見える。右写真は旧額田町中心市街地。

 

左写真の奥には「風頭山」などが見える。その左側には本宮山。右写真はもう少し北側の三河の山々。山名はハッキリしない。

 

お待ちかねの山めしランチ。今日は「あさりしぐれ」のおにぎり1個、それに名古屋名物「味噌煮込みうどん」。やっぱ味噌は八丁味噌に限る。

 

冷凍だから、そのまま火にかければ良いらしい。だから水は不要。だが火にかけてもなかなか解凍しない。結構、風が強くてバーナーが消えてしまう。やっとの思いで煮込んだが、まだ「しゃびしゃび」状態だった。

 

1時を回ったことだし、さぁ、縦走して帰ることにした。縦走路は尾根道が続き、大小のピークが存在していた。

 

先ほどの鞍部から一気に岩場を登る場面に遭遇。短いけれど楽しい岩場だ。そうこうしている内に「新峯山」山頂を通過。

 

尾根をゆっくり進んで「新嶽山」山頂に到着。ここには「新嶽山四等三角点」があった。

 

尾根道には多くの石仏が祀られており、参詣の道とも思えるほどだった。新嶽山から下りてきたら「新嶽大神」に到着。

 

この岩壁から下りてきた。逆の上りは結構キツイかも。そうそう、この間で石車に乗ってしまい、すってころりん…を1回行った。大神の社にお参りし、鬼沢八幡宮へ向かう。

 

大神から国道473号に入り、アスファルトの道をひたすら歩く。歩くには土の道が良いよなぁ〜なんて思いながらの歩行。

 

国道から「おおだの森」看板を見て八幡宮へ。お昼にあった車は一台もない。やはり、先行された団体さんの車だったようだ。ともあれ2時間強の山歩きは春を感じさせるものとなった。