愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


三ヶ根山(さんがねさん)…321m

尾根全体を「三ヶ根山」と呼ぶらしい

三ヶ根山スカイラインが通っており、山頂には簡単に登れる。また登山道は数多くあり、さすが信仰の山と言えよう。

今回は北側の大沢登山ルートから山頂および三角点、最高点をめぐる周回道を歩いた。


山行き日 2012年3月13日
山名 三ヶ根山(さんがねさん)
場所/登り口 西尾市幡豆町大沢(旧幡豆郡)
標高 321m(最高点347m)
高低差 209m
距離 6.5km
時間 2時間31分(休憩含む)
あてにならないお疲れ度 ★☆☆☆☆

【ルート】11:00大沢集落のごみステーションに駐車−三ヶ根山登山道の案内板に従い林道を登る−11:15登山口−11:30スカイライン出合−11:40金平村三等三角点−12:00展望台−12:12 320m駐車場−12:16最高点(347m)−13:06三ヶ根山四等三角点−13:25ポンプ場−13:35大沢集落ごみステーション駐車場

幡豆町大沢集落のごみステーションに駐車させてもらう。まず町道を直進。三ヶ根山への案内は随所に立っており、道に迷うことは無い。

 

しばらくは舗装された道路を歩く。結構、アスファルトは足に響く。振り返ると大沢の集落が段々小さくなっていく。

 

アスファルトとコンクリートの林道から左側の登山道へと入る。登山道には「ハイキングコース」の案内が…。「がんばれ!」と記載されている。

 

途中、JR三ヶ根駅への道標も。ここを登り切れば「スカイライン」に出合う。

 

スカイラインに出合った。正面が観音堂へ下りる参道。だが、三角点を確認するため左へ折れる。途中閉鎖された茶屋などがあるが、ゆうとぴあさんは営業していた。

 

321mのピークから少し下がった駐車場から北東方向を眺望。中央が「遠望峰山」奥には「桑谷山」、右には宮路山から五井山だろうか。霞んでいなければ御嶽山、恵那山、南アルプスの聖岳などが見えるハズ。

 

反対側に目を見ければ「三河湾」浮かぶのは「うさぎ島」「さる島」か?三角点を探しに出向くと山頂の案内。これは何処を指しているのか分からない。

 

藪の中をうろうろ。しばらくすると三角点を発見。名称を後で調べたら「金平村三等三角点」であることが判明した。標識には三ヶ根山三角点としか記載されていなかった。

 

スカイラインに戻り最高点を目指す。道端には「すいせん」が綺麗に咲き誇っていた。もう季節は春なんだ…と実感。

 

山頂では閉鎖された店舗が多い中、唯一営業していたのが「ゆうとぴあ三ヶ根」だった。店舗の前を素通りし「三ヶ根観音」へ。立派な社だ。

 

もう、時期は終わったのか「源平咲き分けのツバキ」は何も咲いていなかった。樹木は、これまた立派だ。

 

三ヶ根の駐車場とその奥に「展望台」。三河湾を一望できるほか、北側には岡崎市街地から三河の山々、さらには御嶽、恵那山、大川入山、南アルプスが霞みの中、うっすらと望めた。

 

三河湾の向こう側は渥美半島の山々。左側には西浦温泉が見える。スカイラインから歩道へ入る途中、廃墟マニアのよりどころである建物がある。その横から歩道へ入った。

 

遊歩道に三ヶ根山の石碑。そこから最高点を眺める。

 

遠くに三ヶ根グリーンホテルが見えるが、営業はしているのだろうか?

最高点へと向かう階段。歩きづらい(笑)

三ヶ根の最高点(347m)だが、それを示すものは何もない。眺望も西浦温泉から渥美半島方向だけだ。

 

さぁ、本日のランチ。7-11謹製の「紅しゃけ」おにぎり1個、それに7-11「カレーヌードル」。日清のカレーヌードルの方が数段美味い。が、金額は7-11の方が数段安い。

 

まぁ、割り箸がちゃんと割れたから今日は「よし」としよう。コーヒーも7-11謹製だ。

 

最高点からの眺め。右に目を移すと「かんぽの宿」と閉鎖されたホテル(名前を忘れた)。このホテルも廃墟マニアにはたまらないらしい(笑)

 

さて、次の三角点を目指す。登山道を下ったら「殉国七士廟」の大きな石碑(門とでもいうのだろうか?)が立っていた。

 

そのお墓の入り口に、ひっそりと三ヶ根山四等三角点はあった。確認して、さぁ下山する。

 

歩くにはほどよい登山道。てくてく歩いているとウグイスの鳴き声。ちゃんと「ホー、ホケッキョ」と鳴いた。ここのウグイスは練習は不要のようだ。そうこうしている内にポンプ場に出合った。

 

舗装された林道を下り、途中、砂防ダムを眺めながら集落のごみステーションに到着。今日はゆったりと歩けた。