正月早々、風頭山〜大日山〜本宮山〜西蔵〜杣坂峠 全長20kmの縦走
二度と来たくない倒木が行く手を阻む尾根には…!
元日に山歩き…と思っていてもなかなか出来なかった。今年は決行!と意気込んで登山口まで送って貰った。ここまでは良かったが風頭山へ向かう山道で風倒木が行く手を阻む。ヘッデンを点けているだけだから対応に四苦八苦。これにより時間のロスと体力をかなり消耗した。これが後々響いて来るとは知る由も無い。フィニッシュ地点の杣坂峠に辿りついた時は、もうヘロヘロで「二度と来たくない風頭山ルート」とそう思った次第。正月早々、自然の脅威を感じさせられる山歩きとなった。
山行き日 |
2014年1月1日 薄くもり |
山名 |
風頭山〜大日山〜本宮山〜西蔵〜杣坂峠 |
登り口/場所 |
岡崎市石原町 |
標高 |
597m〜651m〜789m〜482m〜296m |
標高差 |
598m(累積標高:2005m) |
距離 |
20.4km |
時間 |
9時間40分(小休止、ランチタイム含む) |
あてにならないお疲れ度 |
★★★★★ |
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06:00風頭山登山口〜06:33林道出合〜07:03尾根〜07:18風頭山〜08:03大日山〜08:23最高点(662m)〜09:04 P630m〜09:41 P655m〜10:29馬の背平入口〜10:52本宮山〜11:02砥鹿神社奥宮〜11:16馬の背平入口〜13:31西蔵14:01〜15:10林道出合〜15:40杣坂峠 |
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息子に風頭山登山口となる岡崎市石原町まで送って貰った。さて登山口へ向け歩きだす。
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朝6時は真っ暗である。風頭山へは右へ入って行く。
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林道の橋を渡ったら右へ。林道の終点までは、なんら問題無かったが、そこからの山道には風倒木が多数あって道が分からない。難儀して林道まで辿りついた。林道を横切り、また山道へ突入!ところが、またしても風倒木で迂回やらで四苦八苦。
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やっとの思いで尾根まで上がった。風頭山を目指し左折すると、今度はやせ尾根のうえ岩稜が登場する。
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7:23風頭山着。日の出時刻は過ぎているが、展望テラスで眺めてみた。本宮山方向から登るはずであるが、あいにく曇り空である。
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しばらく粘っていると、雲の間から少し太陽が顔を出してくれた。
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さて、今度は大日山へ向かうが、またしても風倒木に行く手を阻まれたが、なんなくクリア。大日山に8時3分通過。
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山頂を示すものは、このテープくらい。三等三角点(点名:市城)にお決まりのタッチ!
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大日山から、およそ20分でこの尾根の最高点(662m)に到達。右折しくらがり尾根へ入って行く。あたりはまだ暗い。
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くらがり尾根は倒木のオンパレードww 跨いだり潜ったりで、もうそれは想像以上に大変である。
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稼いだ標高は、一気に吐き出さなければならい。そしてキツイ登り返しを繰り返す。
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くらがり尾根の655mピークを越え一旦下って登り返せば…
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今は撤去されているNTTの無線中継所横に出て、「馬の背平」入口が見えて来る。
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馬の背平の入口でザックをデポ。空身で本宮山山頂を目指す。急登の馬の背平を「ゼイゼイ、ハーハ」言いながら20分ほどでクリア。
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山頂に到着。時計の針は10:52を指していた。お決まりの一等三角点(点名:三本宮山)にタッチ!山頂を後に奥宮へ向かう。
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途中、眺望が出来る場所へ来て見たら「山座同定盤」が設置させていた。
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今日はあいにくの薄曇り。聖岳方向は真っ白である。
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この社の奥が奥宮。駐車場には多数が駐車されていたが参拝者は疎ら。
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奥宮からショートカットで岩戸神社横を通って馬の背平へ。後から来た地元のおっちゃんと「西蔵」へ向かうことになった。
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このルートは初めてだったので「渡りに船」で後を追随するが、おっちゃん健脚。追いつくのに必死である。
写真を撮らず、そして昼めしも食べずにずっと追いかける!
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3カ所目の鉄塔下で休憩。今日は元日なので持参した日本酒でカンパーイ♪
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ここからの眺望。正面には吉祥山が見えてとれる。
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西蔵山頂に13:31到着。さっそく三等三角点(点名:風越峠)にタッチして、ランチをすることにした。おっちゃんとは、ここで別れた。
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正月なので「雑煮」にしたかったが、今回は「お吸い物」で代用。
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ちょっと優雅に「松茸のお吸い物」で雑煮。餅は焦げているが、これは愛嬌と言うことで…ww
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杣坂峠へ向け14:01出発したが、脹脛が悲鳴を発している。かなり苦しいので、ゆっくりゆっくりの下山である。
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中電の送電線鉄塔から本宮山を眺める。結構、長い距離を歩いていることが分かる。
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今日は午後から風が強くなるとは言っていたが、予報は当たったようだ。直進して林道(千両線)へ下りる。
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林道に出てきた。足が言うことを聞かない。倒れこむように林道脇で大の字。空を見上げれば雲が速い足で流れて行く。
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15:40やっとの思いで「杣坂峠」に辿り着いた。事故も無く無事に生還である。おっちゃんが居なかったら絶対に迷っていたであろう。ここで感謝を申し上げる。でも、二度とこのルートを歩かないぞ!
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