岡崎地域には京ヶ峰(峯)とつく山が3つある。先日登った幸田町の京ヶ峰、それに岡崎市鳥川(旧額田町)の京ヶ峯。すでにこの3座は制覇しているが、衣文の京ヶ峯は周回はしたが縦走は制覇していない。
HPの情報をもとに名鉄本宿駅〜京ヶ峰〜名電長沢駅の縦走を試みた。
京ヶ峯の麓は蛙が鳴き誇り、山ではウグイスが出迎えてくれた。低山ながら結構楽しめるコースと言えよう。
【ルート】10:18 名鉄本宿駅−本宿小学校前−上衣文町集落−11:26 登山口−12:08 山頂−NTT作業道手前分岐−林道出合−東名高速出合−13:48 名電長沢駅
名鉄本宿駅下車。市道を樫山方向へ進む。5分もしないうちに市立本宿小学校校門前。桜は「落下盛ん」状態だった。そして国道472号を樫山方向へ向け進む。
上衣文の交差点を東に入り正面に見える京ヶ峰を目指す。もう里山は蛙の鳴き声で騒がしくなってきた。タンポポも畦道一杯に咲き誇っている。
集落を越え林道へ。沢沿いにフェンスがしっかり張りめぐらされている。田植えが済めば電気も入るだろう。これはイノシシやシカの獣害防護のもの。登山口に到着。時計は11時26分を指していた。
ヒノキの林の中を直進。沢を渡ると山道は一気に険しくなった。
息を切らせながら尾根を目指す。まもなく尾根に到着だ。出迎えてくれたのはテープに書かれた道案内。ここから南側に向かう。
尾根道は歩きやすいが、倒木もあった。いままで眺望が無かっただけに尾根から見えた奥三河の山々が新鮮に感じられる。
12時08分山頂に到着。山頂の二等三角点「長澤村」
「京ヶ峰」を示す名板はこれだけ。ちょっと寂しい。桜の大木が倒れている。かなり以前に倒れたのだろうか?だた花は咲いていた。
山頂は北側から西側が開けている。北側をみれば奥三河の山々。山名がはっきりしない。
北西方向。猿投山方面だろうか?
本宿市街地から岡崎市街地を眺望。
額田の山に山桜が咲き誇る。
お昼も過ぎている。貸切の山頂でランチタイム。お決まりのカップヌードルとおにぎり。ちょっと飽きも来ているが…
本日のサプライズは「麦のごちそう」500ml。三角点をテーブル代わりにカップヌードルを食す。
さあ、下山。長沢へ向かって下りる。三角点周辺にゴミは無いか確認。振り返ると出来山あるいは寧比曽岳が見える。だが定かではない。
尾根道を進み、NTTの作業道に出合う前に左側へ下りる。道標は無いがHPなどからの情報よれば、この薄い踏み跡を辿って下りれば長沢に出られるという。
沢づたいにさがり砂防堰堤を越え、一気に降下。
地形図に記載されている林道に出合う。右に折れ進むと東名高速の横に出てきた。
東名高速の側道を歩き長沢駅を目指す。休日の東名高速は空いていた。橋を渡り国1へ出る。
立信寺参道に咲いていたサクラ。国1沿いから京ヶ峰を眺める。