愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


秋の寧比曽岳…1120.6m

三河の山も紅葉シーズンに!

高い山は紅葉も終わり冬山へと突入しているが、低山も徐々に色づきだした。ならば最盛期は…と思い、寧比曽岳を裏谷ルートで登ってみた。登り口となる段戸湖周辺は、イタヤカエデ、イロハカエデなどが真っ赤に紅葉。ブナも黄色に色づいている。
登山道はヒノキの針葉樹林が多く紅葉は楽しめないが、それでも標高上げるにつれ、秋本番を迎えた三河の山々が見てとれるようなる。

今回は、元上司と一緒に登ることに。話をしながらの上り下り…楽しい山歩きとなった。

山行き日 2012年11月4日
山名 寧比曽岳(ねびそだけ)
場所/登り口 北設楽郡設楽町裏谷(段戸湖)
標高 1120.6m
標高差 207m
距離 14.3km
時間 5時間30分(休憩、ランチタイム含む)
あてにならないお疲れ度 ★☆☆☆☆

ルート:8:24段戸湖(設楽町裏谷)〜9:59出来山分岐〜10:27富士見峠〜10:39山頂11:53〜富士見峠12:03〜12:21出来山分岐〜13:54段戸湖
■ 朝、8時過ぎに登り口となる段戸湖(北設楽郡設楽町裏谷)に到着。駐車場は既に満車状態。段戸湖での魚釣りの人たちが多いし、紅葉見物の方もちらほら。 ■ 準備を整え、いざ出発。本日デビューした登山靴(つばきチャンからの贈り物)。
■ 駐車場あたりは裏谷国有林。林道を湖畔沿いに進む。

■ 湖畔のカエデは綺麗に色づいている。
■ 左側にはブナ原生林の「きららの森」。ここを直進するとゲートが現れる。元上司のTさん「おーい、閉まっているぞ!」と。横に通用口があります〜♪ ■ 落ち葉を踏みながら、林道をさらに進む。路面は砂利なので、朝露に覆われていても滑りはしない。
■ 初めての分岐。ここを右に折れる。時々、直進してしまう人が居るが、この先は国有林の中で行き止まり。 ■ 右折すると直ぐに「五六橋」。ここを渡り進む。
■ 五六橋から、どうだろう4〜50mあたりに東海自然歩道の入り口に。自然臭ただようトイレ。
直進すれば出来山。ここを右折して東海自然歩道へ入る。ここからが登山道だ。
■ 登山道は東海自然歩道なので歩きやすいし、高低差が小さいので息が切れる…と言うことは無い。それに、随所に休憩場所が設置され国有林内を楽しむこともできる。
■ 小さなアップダウンを繰り返し針葉樹林内を歩く。この間、これと言った眺望も無ければ紅葉も無い。 ■ そうこうして登ると「出来山分岐」に到着。
■ 湖畔の紅葉に感激されたいたTさん。登山道には、ちょっとがっかりのご様子ww
まもなく始まる急登は、この時点では知る由もないww
■ 急登は砂の流れ止めを兼ねた階段になっており、ちょっと登りづらい。回りは御覧のとおりクマ笹。上を見上げれば広葉樹が色づいている。
■ は〜い、富士見峠に到着。急登で汗が噴き出してくる。山頂より標高が僅かに高い。 ■ ちょっと先に中部電力の反射板がある。そこからの眺望を楽しむため向かった。

■ 反射板前から北側みると…左側に恵那山、右に大川入山。南信州の山が見られる。
■ なんと、左から御嶽、乗鞍、穂高連峰の有名どころが鎮座しているのではないか。晩秋から初冬にかけないと見られない景色だ。
■ 富士見峠から10分ほどで、「は〜い!到着です。お疲れ様でした」 ■ いつものように三角点を確認

■ お決まりのタッチは、おニューの登山靴でwww
三等三角点(点名:大多賀V)
■ まずは山頂コーヒー ■ そして寧比曽にカンパーイ♪ついでに奥に見える筈ケ岳と猿投山にもごあいさつwww

■ この時期ならではの光景。富士山の頭が見える。

■ 南アルプス中央部の山々(左から悪沢岳、赤石岳、兎岳、そして聖岳)。聖岳の手前は奥三河の茶臼山。
■ お昼も近づいたので、これまたお決まりのカップヌードルww
たまには、ちゃんとしたメニューを用意したいものだww
■ 山頂の景色を満喫し、そして山頂で出会った皆さんと談笑。そろそろ下山開始だ!
■ 一気に出来山分岐まで下りた。「あんなに長い距離を登ったのか…」とTさん。
分岐には、通行止めのビニールテープが張ってあった。この先はクマ笹で行く手を阻まれるし、踏み跡が薄く迷うからだろう。
■ 自然歩道の登山道を下り、林道との出合まで来た。
■ 段戸湖周辺は家族連れやカップルが紅葉を楽しんでいる。Tさん曰く「この辺でも十分満喫できるよなぁ〜」ww ■ 真っ赤に染まったカエデを見ながら駐車場に到着。お疲れ様でした♪