筈ケ岳(はずがたけ)…985.2m、寧比曽岳(ねびそだけ)…1,120.6mへは、大多賀峠ルート、裏谷ルートそれに金蔵連峠ルートがあるが、今回はまだ登ったことのない金蔵連峠ルートから2座制覇を試みた。
東海自然歩道が通っているだけに、登山道は整備され休憩所も完備。ただトイレは金蔵連峠にあるほかは富士見峠しかない。まぁ、山のトイレだから、それなりに考慮してほしい。
【ルート】10:20金蔵連峠登り口−10:50 831ピーク−11:05林道分岐−11:17筈ケ岳分岐−11:25筈ケ岳山頂−11:45 992休憩所−12:15休憩所−12:27寧比曽岳山頂−13:53林道出合−14:07林道分岐−14:21 831ピーク−14:47金蔵連峠登り口
10:15金蔵連峠の登山口に到着。車は1台も停まっていない。が、出発準備をしていたら1台入ってきた。乗っていたのはオジサンで挨拶と雑談を交わし聞いたところ、単独行で筈ケ岳のピストンと言われる。先陣をきって10:20出発。初っ端から急登。笹は綺麗に刈られているが、急登で滑りやすい。
針葉樹の森を登り、林道を横切る。林道の脇に立つ標柱。年代を感じさせる。
東海自然歩道だけに、途中に休憩所が設けらているが、一気に登って行く。
831ピークにあった休憩所。しばらくすると林道に合流し林郷分岐まで進む。
林道を進み、分岐点に到着。小高い丘を登る。左に巻道があった。
ここから初っ端の急登よりはるかにキツイ坂。さらに笹の枯葉が滑りやすさを倍増させている。
登りっ切って、振り返ると樹間から三河の山が見えた。筈ケ岳分岐まで、もう少しだ。
筈ケ岳分岐に到着。案内板には「筈ケ岳」を示すものは見当たらない。しかし、前回来ているので左折することは承知。
防火林帯を進み、しばらくすると「筈ケ岳」山頂に到着。この時、時計は11時25分を指していた。1時間強で登ったことになる。
尾根道には要所要所に休憩所が設けられており、余裕をもって歩ける。ここから急登となる。先ほど筈ケ岳でお会いしたオジサンが前方で登って行くが、結構、苦しそうだ。
尾根から垣間見えた寧比曽岳。尾根はまだ冬の気配だ。
大汗をかきながら登るとケルンが登場。ついでに一つ石を積む。ピークを越え進むと、まだ解けていない雪が登場した。
12時27分「寧比曽岳」山頂に到着。山頂のベンチは満席状態。
大多賀V三等三角点を確認。東屋でランチとする。
ランチはいつものお決まりメニュー。今日はシーフードと明太子おにぎり。
食後のコーヒーはスペシャルブレンドにした。
美味い
山頂からの眺望だが、今日は霞みがかかり見通しは悪い。この方向は御嶽山、恵那山、大川入山が眺望できるが、今日はダメだ。
「筈ケ岳」と、奥に「猿投山」が見える。
高根山方向だが、霞んでいる。
筈ケ岳へは向かわないので、左側の林道に入る。林道は歩きやすかった。
林道を下り、分岐点から東海自然歩道に入る。そして831ピークに設けられている休憩所を通過。
14時47分、駐車した金蔵連峠に到着。4時間25分の山歩きだった。