駐車場から舗装された市道(林道?)を歩いて登山口を目指す。まだ10時と言うのに、すでに下山してくる人たちに会う。登山口から市道を歩くこと、約10分で「トロミル水車」横を通過。
トロミルは、サバ土から良質な陶磁器の原料をつくるもので、このような水車を利用したものは昭和40年代で電力におされ姿を消した。山からとったサバ土を篩いにかけさばの部分だけをトロミルに入れ水を加えて2昼夜位回転させると中に入っている種石(栗石)によって押し潰され泥状になる。これを乾燥させたものが原料でおもに瀬戸へ送られた…という。(写真のトロミル水車は復元されたものらしい)
駐車場から約2時間、山頂に到着。すでにベンチ等は先客で満席状態。風が強い。しかも北風で冷たさを感じる。下界から4度ぐらいは低い気温だろう。昼食も、そこそこ済ませ、東海自然歩道を縦走することにした。山頂三角点。
山頂から東海自然歩道を分岐点に向けて、ひたすら歩く。整備されているものの朽ちた木橋も存在する。が、ここは通れない。途中、ピークに「恵那山ポイント」がる。が、今日は全く見えない
東海自然歩道とお別れし、広沢川方面に下りる。そうすると道なのか沢なのか分からない状態の登山道となる。東海自然歩道が余りにも歩きやすかったので、ちょっと大変。雨風で洗われた道ともお別れ。舗装された林道、あるいは市道に出る。ここからは広沢川に沿って下る。この先には「猿投七滝遊歩道」がる。
猿投七滝遊歩道を歩くことにした。すべての滝は見ることはできなかったが、乙女…という言葉に魅かれて滝壺まで下りる。広沢の大滝。一番大きい滝なら、スルーは出来ないだろう。見たところ高さは25mくらいか?昨日の雨で水量は多い。この方が迫力はある。